紙コップでできる!ロケットの作り方
紙コップでできるとケットを作ってみよう
保育士さんはいつも色々な物を作っていますが、やはり長い保育園の生活の中でもっと違うものを作ってあげないとと感じることがあります。
ひな祭りにはおひな様、端午の節句には兜、春は桜を作ったり、秋には紅葉で壁を彩る、でも遊びのものとして何か新しい物を作りたいという気持も出てくるのです。
そんな時に作ってほしいのが、男の子も女の子も夢中になれる、紙コップで作るロケット、これはとても簡単で、園児にも工作できるものなので、チャレンジしてみると盛り上がると思います。
用意する物は紙コップを2つ、折り紙と色画用紙、輪ゴム、新聞紙、鉛筆にハサミ、ビニールテープにセロハンテープ、のり、以上です。
ハサミや新聞紙、テープ類は保育園にあると思いますし、色画用紙などもすぐに準備できるものばかりなので、ご自宅でも簡単に材料をそろえて作る事が出来ます。
100円ショップなどでも材料がそろいますので、雨の日、自宅から出て遊べない時等にもピッタリの工作です。
ロケットの作り方
1つの紙コップの淵、向かい合わせになるところに2つずつ切り込みをいれます。
紙コップの切込み部分に輪ゴムをクロスした状態でかけて、内側をセロハンテープで留めて、新聞紙を1/3くらいに切ってから丸め、平らなところに押し当てるようにして、新聞紙を丸めたものの中に平らな面を作っておくのです。
紙コップの底に新聞紙の丸めたものをのせて固定させるようにビニールテープで巻いて、色画用紙を縦10cm、横5cm、長方形にきったものと4cmの正方形に切ったものを準備、難しい時には大人が切ってあげた方がいいです。
長方形に切った色画用紙は半分に折って、1cm位のところにのりしろ部分を空けて、ロケットの翼の形の絵をかきます。
ロケットの翼のように切り取って、開いて半分にきって、正方形に切った色画用紙に丸を書いてロケットの窓のように張りつけるとだんだんロケットのようになってきて子供たちもウキウキです。
色画用紙で窓を貼って、翼のりしろ部分を折り曲げてはりロケットが出来上がります。
次に残った紙コップをロケット台にするため、色とりどり、子供たちが好きなように色紙を貼りつけてカッコよく仕上げ、紙コップのロケットが完成です。
どうやって遊ぶの?
ロケットを発射台の紙コップに押し付けるようにしてぎゅっとかぶせて、パット手を離すとロケットが簡単に飛び上がり子供たちはびっくりです。
ロケットの押し付け方が弱いとなかなか遠くに飛びませんが、コツをつかむとかなり遠くに飛んでいくので、子供たちは夢中になってくれると思います。
雨の日、保育園でも子供たちはストレスが溜まりますし、梅雨の時期はいつも行っている遊びに飽きてしまう事も多いです。
そんな時、このロケットをつくることで作る楽しさを知ることもできますし、器用な子はもっと工夫して、楽しいロケットを作ってくれます。
楽しくロケットを作ったら、今度はどこまで飛ぶか?誰が一番とんだか?競争するとより盛り上がると思います。
雨の続く梅雨の時期でもこうした工作物の作り方を知っていると楽しく過ごすことができますし、子供たちのストレス解消につながるのです。